「わからない」「別に」「なんでもない」
その言葉の奥に、隠れた気持ちがあります。
「学校はどうするの?」
「これからどうしたい?」
そんな問いかけに、お子さんが黙ってしまったり、「わからない」と目をそらしたりすることはありませんか?
親としては、心配と不安でヤキモキしてしまいますよね。でも、お子さんは決して無視しているわけでも、何も考えていないわけでもありません。
心の中にある不安、悲しさ、悔しさ、疲れ……そんなたくさんの感情が大きなモヤモヤになって、どう言葉にしていいか、自分でも分からなくなっているだけなのです。
ここ数年で、AIを使えば簡単に文章を作れる時代になりました。
でも、「自分が本当は何を感じていて、どうしたいのか」を見つけることは、AIにはできません。その子だけの特別な営みなのです。
コトハナは、誰かが決めた「普通の正解」に合わせる場所ではありません。
対話を通して、お子さんが「自分にぴったりの言葉」を見つけ、自分らしい一歩を踏み出すための表現教室です。
コトハナで育む「6つの力」(カリキュラム)

第1章 自分の内面を探る
| 1ヶ月目 きもちを見つける(モヤモヤを観察する) 「なんか嫌」「なんとなくしんどい」。その輪郭のないモヤモヤをじっと観察して、色や名前に変えてみます。自分の内側を客観的に見るための最初のステップです。 |
| 2ヶ月目 言葉を増やす(感情・状態・希望の語彙) 「うれしい」「悲しい」だけじゃない、たくさんの言葉(もどかしい、心細い、誇らしいなど)に出会います。言葉が増えると、心が少し自由になります。 |
| 3ヶ月目 違いを比べる(ニュアンスの選び分け) 「嫌」の中にも、「絶対に無理な嫌」と「今はめんどくさいだけの嫌」があります。自分の感情の「度合い」を選び分けることで、より気持ちにぴったりくる言葉選びができるようになります。 |

第2章 自分を表し、他者とつながる
| 4ヶ月目 自分らしい表現を探す(たとえ・好きなもの) 大好きなゲーム、アニメ、趣味。自分だけの「好き」を、たとえなども使って自由に表現します。自分に見えている世界の魅力を、言葉で外にひらいていく楽しさを体験します。 |
| 5ヶ月目 文章にする(相手に伝わる形に整える) バラバラに浮かんだ言葉を、パズルのようにつなげて短い文章にしていきます。「頭の中がきれいに整理されていく心地よさ」を味わいます。 |
| 6ヶ月目 人に伝える/助けを求める/交渉する コトハナのゴールです。「休みたい」「助けてほしい」「私はこうしたい」。角を立てずに、でも大切な自分を守って、周りにSOSを出し、交渉する力をつけます。 |
※上記はあくまでカリキュラムの一例です。その子の状況や希望に合ったレッスンを個別に計画します。
コース・料金
予備相談(無料/50分・Zoom)
「どんな先生かな?」「うちの子に合うかな?」そんなご不安を解消するためのファーストステップです。親御さんだけでのご相談ももちろんけっこうです。画面オフ・チャット参加でも大丈夫ですので、お気軽にお申し込みください。
コトハナサークル(税込3,300円/月)
不登校の親御さんのためのコミュニティ。世の中には不登校の情報があふれています。でも、だからこそ「わが子に必要なのはどの情報か」「うちはどうしたいのか」を整理できないままお子さんに向き合っているケースは非常に多いです。月1回のオンライン勉強会、会員限定グループでの相談や情報交換を通じて、まずは親自身が子どもに合った言葉がけを見つける場です。
オーダーメイド個別レッスン(税込33,000円/月)
お子さんの状況や希望をおうかがいし、個別に計画を立てたオーダーメイドのレッスン。月2回のZoom個別授業(50分) + 授業後にお渡しするフィードバックレポート + デジタル交換日記を提供します。
講師メッセージ
言葉には、人を前に進ませる力がある。
はじめまして、「言葉の花束~コトハナ~」講師の鶴澤翔子です。
コトハナは、不登校の小・中・高生を対象にした教室です。実は私自身、中学時代にいじめを経験し、学校に行けなくなった時期があります。 部屋に閉じこもり、絶望していた私の心を少しずつ開いてくれたのは、学校の先生が根気強く続けてくれた交換日記でのやり取りでした。
大好きなプロ野球の話、昨日ふと考えたこと、将来やってみたいこと。くだらないことから深刻なことまで、文字にして自分の気持ちを外に出し、それをじっくり聞いてもらったことで、だんだんと胸のつかえが取れていきました。最終的には、自分が何に傷つき、どうしたかったのかを言葉にできるようになったのです。
その後、国語講師、編集者、コピーライター、ライフコーチとさまざまな仕事を経験してきましたが、その根底にあるのは「思いや考えを言葉にして伝えること」でした。予想外のことが起きたとき、思い通りにならないときにも前に進んでこられたのは、その時々で自分が求めているものを丁寧に言語化してきたからでした。
言葉には、人を前に進ませる力がある。
コトハナが目指すのは、単に「文章がうまい人」を育てることではありません。 必要なときに、「私はこうしたい」「助けて」と言えて、人と協力しながら困難を乗り越えていける人になること。そして、自分だけの人生を、自分の言葉で選んで歩んでいけるようになることです。
コトハナを通じてそのお手伝いができたら、何よりうれしいです。